ハンドランチグライダー " ロッキー "



  
前回のブログで "黄色の系譜"  についてお話ししました。

騒音の問題を解決すべく

エンジン飛行機から電動飛行機の開発へと移行していくのですが

その過程で、まったく動力を使わない飛行機

つまり、グライダーも何機か設計しました。

そのなかでも、一番のヒット商品となったのが



rokey_00.jpg


ハンドランチグライダー " ロッキー " でした。

全長:850 mm
全幅:1,400 mm
主翼面積:22.0 dm2
主翼翼型:7.6% 厚 QRPオリジナル
全備重量:200~250g

という、極めて軽量なグライダーです。

このグライダーの特徴は

読んで字のごとく

ハンドランチ → 手で投げて飛ばす ・・・

という、紙飛行機のようなラジコングライダーなのです。

***

動力もなく、手で投げるということは、そんなに長時間飛行できるわけではなく

腕力がある人でも10m程の高さに投げ上げられるのがせいぜい ・・・

実際、ほとんどの場合長くても 1分飛行すれば御の字 ・・・

というものでしたが、

実は、このグライダー

気象条件によっては、長時間飛行することも可能なんです。

地表が日光によって温められると ・・・

サーマルというきわめて微弱な上昇気流が発生します。

このサーマルをうまく捉えて飛行すると高度を落とすことなく飛行が可能で

運が良いときは数百メートル上空まで上昇させることもできるのです !

***

微弱なサーマルを捉えるには軽量であることは勿論ですが

なんと言っても主翼の翼型が重要で

この翼型にいきつくまで何度もカット&トライのテスト飛行を繰り返しましたが

当時は多忙で、その飛行状況をビデオに収録するということはありませんでした。

が ・・・

先日、YouTube で検索してみたところ

マニアの方の投稿を発見 !!!






びっくりでした !

やはり、最初のうちは投げ上げてすぐに降りてきてしまうのですが

後半には、サーマルをつかんで飛行する様子が録画されていました !

***

このように平地でサーマルを捉えて飛行させるのには

気象条件と操縦者の技量にかかっているのですが

山の斜面や土手等で向かい風があるときは

その上昇風を使って比較的簡単に飛行を続けることが可能で

河川敷の土手でテスト飛行をしているとき

土手を散歩中の人から

「あの飛行機は全く音がしませんが、動力は何ですか???」

と尋ねられることが何回かありました。

全く音もせず、プロペラも付いていない飛行機がずっと飛び続けている ・・・

なんとも不思議な光景だったのでしょう ・・・

***

このグライダーは生産を終了してかなり経ちますが

ネットで " QRP ロッキー " で検索すると

マニアの方々のブログを見ることができます。

現在でも愛用していてくださるファンの方々がいらっしゃる事

とても感謝しています !!!

  


 
 
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 らんぱぱ ↑ 不動峠

Author: らんぱぱ ↑ 不動峠



RUN ↑(ミニチュアダックス・レッド・オス)のパパということで「らんぱぱ」と呼ばれておりますです!
週末に荒川CR,名栗,奥武蔵方面を中心に走ってます~~~!
・所属チーム:タマレンジャー
・DBK (土手端会議) メンバー
・埼玉県新座市在住



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